令和7年6月28日インスタ掲載画像の見方・考え方について
- juwanwan
- 2025年7月21日
- 読了時間: 1分
更新日:2025年9月21日

この画像は全て尿沈渣に出現した成分で、左側の上下は同一成分で右側の上下も同一成分です。
左側の成分は類円形の小型の細胞で細胞辺縁は明瞭で上皮細胞と考えられます。
無染色で見ると細胞質表面構造はザラザラ感があり、所謂、漆喰状と表現されるもので尿路上皮系の分化を示している事が分かります。
N/Cは大きい印象は無く核形は類円形で核形不整やクロマチンの増量は無く深層型の尿路上皮細胞と考えられます。
右側の成分は左側の成分と同じく類円形の小型の細胞で、無染色で見ると細胞質表面構造は、ややザラザラ感があり漆喰状に類似した所見を示し尿路上皮系の分化を持った細胞である事が推測されます。
Sternheimer染色の画像と合わせて考えるとN/Cは大きく、核形不整やクロマチンの増量が見られ異型細胞(尿路上皮癌疑い)と考える事が出来ると思います。
今回の画像の様に正常細胞と異型細胞がいつも同時に見られると比較できるため、異型細胞の判定がやり易いのですが、実際はそういう訳にはいかない為、それぞれの正常細胞と良性の変化を示す細胞を充分理解しておく事が異型細胞の判定を行う上では重要になります。
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